ダイヤモンドの価格って謎多くないですか…?w
パッと見同じように見えるダイヤモンドでも倍近くお値段が違ったり、なんでこんなにお値段に差がでるの???って不思議に思う場面もあると思います。そこでダイヤモンドのお値段を左右する決めてとしてやっぱり避けて通れないのは4Cのグレード!
じゃあ、例えば4Cのグレードが一つ違うだけでどれくらい価格に影響してくるのか気になりますよね?
同じ条件のダイヤモンド
Carat: 1ct
Color: G
Clarity: VS1
Cut: Excellent
を基準にして各Cのグレート別にチャートを作ってみたので早速見ていきましょう!(価格はJames Allenが扱っているダイヤモンドを参考にしています)
Carat
初めにCaratの比較です。まず、0.25〜2.00ctまでの価格(ドル)の違いを表にしました。その下の棒グラフは0.25ctを0とした価格の倍率を示しています。
0.25ctと2.00ctは重さは8倍ですが、価格は44.83倍も違います!!!それって2.00ct一個で0.25ctが約45個買えるってことですよー!!!キャー!!!それだけ大きい一粒のダイヤモンドに価値があるってことがわかりますね。
Color
それではColorではどうでしょう。K〜Dまでの価格の違いを表にしました。棒グラフはKを0とした価格の倍率を示しています。
KとDの価格は2.05倍の違いがありますね。ということはDの1ct一個分の価格で、Kの1ctのダイヤモンドを2個買えるってことですね… カラーグレードの違いってDとKを隣同士に置いても正確にカラーを当てるのって至難の技だと思うんです私。しかもカットがExellentであれば輝きもすばらいしいでしょうしD、E、F、はもはや同じにしか見えないだろうし… それを踏まえて…この価格の違いを高いと思うか安いと思うかはあなた次第です!
Clarity
次はClarityです。I1〜IFまでの価格の違いを表にしました。棒グラフはI1を0とした価格の倍率を示しています。
I1とIFの価格は2.53倍の違いがありますね。I1のダイヤモンドは同じI1でもインクルージョンの種類や場所によって、ダイヤモンドの見え方が相当異なります。なので、婚約指輪にはI1のダイヤモンドはあまり適していないと思うのですが…一応比較に入れてみました。IFであればインクルージョンの心配をするこはないですが、だからと言ってIFにこだわる必要もないのかと。
例えばIFとVVSを肉眼見た場合、全く違いはわかりません。10倍の顕微鏡でプロが見てやっとこさインクルージョンが見えるのがVVSなので、その他のクオリティが同じなら$2,000安いVVSを買う方がお得なような気が… するのは私だけでしょうか…w
Cut
最後にCut。Good〜Excellentまでの価格の違いを表にしました。棒グラフはGoodを0とした価格の倍率を示しています。FairやPoorも比較の観点からはチャートに入れたかったのですが、James Allenに取り扱いがなかったのでGood〜Excellentまでになってしまいました。と言っても、婚約指輪のダイヤモンドは絶対Good以上のカットがおすすめなのでこれで十分だとも思います。
GoodとExcellentの価格は1.18倍の違いがありますね。こう見ると、ダイヤの素質を最大限に発揮させるのはカットのクオリティ!!!なのにびっくりする程の違いはない!というのが私の正直な感想です。
カットは学べば学ぶほど奥が深くってカットが全てだ!と言っても過言ではないほど最終仕上げにダイヤモンドの命が掛かってます!そして、唯一人間(職人)の技で変わってくるところ。なのでお値段にそこまでの違いがないならExcellentをおすすめします。もちろん、ダイヤモンドを自分の目で見て観察して美しいと感じるものがベストです。それがVery GoodやGoodだった場合はもちろんそのダイヤモンドもありだと思います!
ダイヤモンドの価格がグレードによってどれだけ左右するのかこうしてみるとなんとなく全体像が見えてきましたよね!カラットの価格の違いが44.83倍ってところにはびっくりでしたが、やっぱり私たちは希少価値に対して大金を払っていると思うので、何が希少価値か?ということを考えれば0.25カラットに比べて2カラットはそれだけ希少価値があるということなんだと思うんです。
自分にとって価値のあるダイヤモンド!とはどんなダイヤモンドなのか?これを元に譲れるところ譲れないところを考えてみると意外とお得に理想のダイヤモンドが手に入るかもしれません。
是非参考にしてみてください♡