皆さんもう私が結構なダイヤモンドマニアであることをうっすら気づき始めてておられるかと思いますがw
知れば知るほど知って良かったと思える情報だらけだったので、懲りずにお付き合いいただければと思います♡
さて、ダイヤモンドについて勉強したり、コニュニティーに参加して先輩花嫁さんから情報を得たりするのにとっても有効だったのがダイヤモンドとジュエリー専門のサイト↓
このサイトからダイヤの検索をすると、その条件に合ったダイヤモンドを様々なオンラインショップを通して探すことができます(旅行比較サイトのトラベル子ちゃんみたいな感じです)。そして、どっちのダイヤがいいかわからな~い!と困った時はコミュニティーで意見を聞いたりすることもできて、とっても心強くて便利なサイトなのです!
英語が得意な方限定になってしまいますが、いろんなダイヤモンドの販売サイトについて口コミもあるので、どこかのお店が気になってるけど、実際に買った人の話を聞いてみたいな… なんて時にここで情報を探せばなんらかしら出てくる可能性高いです!お店によっては、Price Scope メンバーディスカウントをしてくれるところもあったり、コミュニティーの信用度は高いです。
ここのサイトにあるHolloway Cut Adviserというツールがあるのですが、これがダイヤモンドの輝きを知るのにとっても有効なツールなので是非ご紹介したいと思います!
これを使うと、ダイヤモンドのカットによる光の
反射
ファイヤ
シンチレーション
広がり
をグレードとして見ることができます。
下の図のようにダイヤモンドの
Depth %
Table %
Crown Angle
Pavilion Angle
Culet %
を入力してGOを押すと…
入力した数値を元に下のグレードとチャートが表示されます。
このダイヤの場合
Light Return(反射):Excellent
Fire(ファイヤ):Excellent
Scintillation(シンチレーション):Excellent
Spred(広がり):Very Good
合計成績が1.3 ExcellentでパフォーマンスがTICという結果に!
TICって何?ですよね?w
通常GIAの鑑定書でカットグレードはGood、Very Good、Excellentなどで分けられていますよね?そのExcellentの中に、さらにカットのカテゴリーがあるんです!!!(知れば知るほど奥が深いダイヤモンド…) それを測るのがHolloway Cut Adviser(HCA)のツールなんです!
HCAが定義するIdeal Cuts(理想的なカット)の中にはレンジが3種類あります↓
BIC (Brilliant Ideal Cuts)
TIC (Tolkowsky Ideal Cuts)
FIC (Fiery Ideal Cuts)
このIdeal Cutsの中に入るにはHCAツールで出た合計成績が2.0以下である必要があります。
BIC、TIC、FICの違いはダイヤモンドの光り方の種類なのでどれが良い悪いというわけではないのですが、それぞれに輝きの性質が違います。
- BICはCrown Angleが32.5以下でクラウンがの角度が浅く、光の反射率と広がりが高い明るいダイヤ
- TICはCrown Angleが32.5から35.5の間で、光の反射もファイヤもシンチレーションも広がりも全て平均的に高いダイヤ(*TICのTolkowskyとはMarcel Tolkowskyという数学者の名前が由来です。彼が1919年に定義した理想的なダイヤのカットプロポーションが現在のExcellent Cutの見本になっています)
- FICはCrown Angleが35.5以上でクラウンがの角度が深く、ファイヤとシンチレーションが高い柔らかい輝きを放つダイヤ
以下の画像でBICとFICの光の反射の違いがよくわかります
Photo: http://www.diamond-cut.com.au
この3つのカテゴリーのダイヤモンドを並べてみると↓
Photo: http://www.diamond-cut.com.au
真ん中ら辺にあるダイヤモンドがTICにあたります。それぞれよく見てみるとBICからFICでカットの模様が変わっていってるのがわかりますよね。
一言でExcellent Cutと言っても、その中でまたそれぞれ違った光り方をするダイヤモンド。本当に奥が深くて面白い♡
もちろん、このツールだけでダイヤを語れるわけではありません。このツールはダイヤモンドのカットのアングルなどを元にして光を計算しているだけなので、インクルージョンなど他の要素は全く省いて見た場合の結果で、あくまでも一つの要素ということをお忘れなく!
もっともっと追求すればキリがないほどダイヤの魅力はあると思いますが、私がDigった限りをこれからも皆さんにお伝えできればと思います。