みなさん、よくゴシップ誌や海外ドラマなどで女性がはめている婚約指輪を目にすることがあると思いますが、日本と比べて大きいダイヤをしている印象がありませんか?
私は15歳から26歳までアメリカに住んでいたのですが、その頃から女性の薬指に光るエンゲージメントリングに目が釘付けになっておりました… 今でも海外に行くたび、外国の方を見るたび、薬指にダイヤを探してしまうほどです…w
外国も国によって婚約指輪の認識や形が違うと思いますが、アメリカについてはBigger is Better!!!これ、鉄則です。日常的に誰しもが大きくて美しいダイヤを身につけてる光景が私は大好きです
このBigger is Betterの考え方、あまり日本にはないですよね… 世間的にも大きいダイヤの指輪をして仕事をするのも少し後ろめたい気持ちにさせられるというか… 婚約指輪だったとしても、なるべく控えめに… 的な… そういう空気ありませんか?
わたし的には、個人の勝手でしょって感じですけど、社会単位でそういう空気出されると一人で立ち向かうのも大変です
それに比べてアメリカでは日常的に婚約指輪をつけるのはごく普通のことですし、既婚者は結婚指輪と重ねてセットで付けている人がほとんどです。婚約指輪をつけていないと、不仲説が流れちゃうほど。
以前、米スターバックスが「ダイヤの婚約指輪着用」を禁止!!!した」という記事を読んだことがあります。婚約指輪に対して規則を作らなくてはならないくらいアメリカでは婚約指輪をつけていて当たり前なんですね。
スターバックスが婚約指輪着用を禁止したのは、ドリンクの中に指輪が落ちて喉につまるような事故にならないように、食品安全面やそれによる告訴に発展することを予防することを考慮して作った規則のようですが、それに対してのユーザーの声も面白かったです↓
- 婚約指輪の着用禁止ってマジ!? 二度とスタバには行かない!
- 新しい服装規定が撤回されるまでスタバを拒否するわ!
- 僕も婚約者と一緒にスタバをボイコットするよ
- 婚約指輪を毎日取り外して仕事に行って、なくしたらどうするのよ!!
- 従業員に婚約指輪の着用を禁止するなんて信じられないわ
などなどの声が寄せられ、アメリカ人の婚約指輪に対しての思い入れが強いことが感じられますよね。
さて、アメリカ人のBigger is Betterのお話に戻りますが!日本の平均的な婚約指輪のダイヤの大きさは0.3カラット前後、アメリカでは1カラット前後です。日本では「1カラットは女性の夢です!」などセールスの方に言われたりしましたが、1カラットはアメリカでは結構普通で、一般人でも買えるくらいの大きさなんですぅ
ではなぜアメリカでは1カラットが普通に買えるの???って不思議に思いますよね?
それは日本の0.5カラットと同じぐらいの値段で4Cのグレード低めの1カラットを手に入れている人が多いんです。
例えば↓
カラット : 0.5ct 1.0ct
カラー : D I
クラリティ : IF SI2
カット : Excellent Excellent
この二つのダイヤモンドどちらが高いと思いますか?
どちらもカットはエクセレントです。
James Allenでダイヤモンドの価格を比べてみます。
James Allenって何??という方はこちらの記事をどうぞ↓
婚約指輪探しの旅 (オンラインショップ: James Allen)
結果は↓
0.5ct が$3840 1.0ct が$3180
(日本ではどちらももっと全然高額で売られていると思いますが…)
クラリティーはSI2ですが、1カラットのIのダイヤの方が安いですね。
私が思うにアメリカ人に人気なのはIのグレードはちょっと落ちるけど大きい方。日本人に人気なのはDの小さいけどグレードは最高級の方。どこに価値を置いているかということだけなので、どちらが正しいなんてこともないですが、ダイヤの選び方は対照的ですよね。(あくまで一般人が選ぶ場合のお話で… アメリカでもお金持ちは大きくてグレードも最高級なダイヤを選ぶと思いまふ)
で、この二つのダイヤ、カラー的にどんだけ違いがあるのか?というと、そんなにびっくりするほどはないんです…w 毎日ジュエリーを見るお仕事をしていれば、パッと見て判断できる部分もあると思いますが、普通にDが→E、Fにも見えますし、Iも→H、Gとかに見えます。
なので、結果FとGぐらいの違いにしか見えないと言っても過言ではないくらい、色の識別は難しいわけです。特にIのカットもエクセレントなので光の反射が高く、Iでも白く見えます。
クラリティーもSI2というと、日本では「婚約指輪にふさわしくありません!」とか言われちゃうこともあるんですが、インクルージョンの位置や種類によってはアイクリーンなものも中にはあります!
アメリカであれば低いグレードのダイヤも掘り出し物を探す感覚で探したり、需要があるので取り扱っているお店も多いのですが、日本では低いグレードのダイヤを婚約指輪用として取り扱っているお店自体が少ないので探すのは結構大変です
オンラインショップならアメリカからもいろんなダイヤモンドを見つけることは可能なのでJames Allenなどを利用して理想のダイヤモンドを探すのもありだと思います!グレードが低くても実際のダイヤモンドを360度の動画で確認できるので安心です。
さて、この二つのダイヤ、見た目で一番すぐわかるところはやっぱり大きさの違いですよね!0.5ctと1ctでは誰が見てもサイズの違いがわかります!
ではなぜアメリカでは大きさにこだわるのか?って疑問もあります…
これは私の勝手な解釈ですが、まず体が大きい=指も太め、というのも一つあるとかと… 指が太ければ必然的に石が大きい方が似合いますし、小さいと少し寂しげですよね。しかも大きいダイヤの方が光もより多く取り込めるので、輝きも増して迫力も出ます
それから、セレブリティの存在!!!私はこっちの方が影響があるような気がしているのですが… ハリウッドセレブのダイヤの大きさったらないです。5カラット、10カラットなんてザラですw お値段何千万~何億、ザラですw
こんな情報と写真がゴシップ誌に毎週のように載っていて、一般人とはかけ離れた生活をしているのはわかっていても、それを読む私たちはある意味ブレーンウォッシュされてると思います。
セレブへの憧れと女性の婚約指輪への夢みたいなのが融合されて、特にアメリカでは大きいダイヤに価値があるような感覚になりやすいんではないかと。これについては私もその環境で育っているので同じことが言えると思います。私もグレードは多少下げても、大きいダイヤが欲しいと思っていました。
これに正しい答えはないと思いますが、今、日本で生活していて婚約指輪を探していると、感覚の違いを感じることが多かったので、この感覚の違いはどこから来るのかな?と私なりに考えてみました。
いろんなブログを読んでいて、婚約指輪をもらった女性が「1カラット以上あるものは目立ちすぎて会社につけていけない」と書いているのを読んで私はショックでした… もちろん職業柄にもよると思いますし、小さめのダイヤの婚約指輪を好む人もいると思います。ただ世間体を気にしてせっかく頂いた婚約指輪をつけられないようなことがあったら悲しすぎると思います… この世間体自体、私は理解しがたいですが… それから、婚約指輪をタンスの肥やしにしている人に関しても、もったいな~い!!!!っと叫びたくなります。
近い将来、日本でも大きくて美しい婚約指輪をみんなが日常的に堂々とつけられる日が来ることを心から願っています
追記:James Allenで婚約指輪を買ってもらいました♡
その時のお話はこちら→婚約指輪のダイヤモンド決定 (James Allen)
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